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地元ミュージシャンに会いに行く

大御所 カルロス・サンタナ 御年73歳

1947年7月20日メキシコに生まれ、アメリカに移民。サンフランシスコのヒスパニック系が多く住むミッション地区の高校を卒業、1965年に帰化。マリアチのバイオリン奏者だった父親の指導で5歳でヴァイオリンを習い、8歳でギターを習う。移民時、先にサンフランシスコへ行った家族と離れ、国境沿いのメキシコ・ティワナに一人で留まらなければならなかった。1962年に家族とサンフランシスコで無事合流したものの、命がけの密入国国境越えを手助けしたアメリカ人男性によって、2年間の性的虐待を受けた。カルロス10歳の頃だった。音楽界で大成功した後も、この件で1995年にセラピーを受けていたと公表されている。

Santana - Maria Maria ft. The Product G&B (Official Video)

サンフランシスコ・ポップ・ロックの代表 トレイン

トレインは、1993年に結成されたサンフランシスコ出身の3人組のロックバンド。 2002年第44回グラミー賞でDrops Of Jupiter (Tell Me)がグラミー賞受賞。「Hey, Soul Sister 」は、2009年にリリースされたアルバム、「Save Me, San Francisco」の楽曲の一つで、国際的ヒットとなった。トレインの音楽ビデオのロケ地はサンフランシスコが多いが、この曲は残念ながらロスアンゼルス撮影。

Train - Hey, Soul Sister (Official Music Video)

ヒスパニック系伝統の「マリアチ」音楽 サンフランシスコ・マリアチ

メキシコをルーツに持つ民謡を歌う、元は昔の日本にあったギターを持った流しの歌手や演奏家のようなミュージシャンがマリアチです。最近、豪華なモダン・マリアチ・バンドがカリフォルニア州のあちこちで誕生しています。サンフランシスコで活躍していて人気なのがサンフランシスコ・マリアチです。上で紹介したカルロス・サンタナの父親もマリアチでした。曲は「PARAISO」。

PARAISO - MARIACHI SAN FRANCISCO DE SIMON CASAS