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アニマル・シェルターへ行く

サンフランシスコの動物保護施設

サンフランシスコには大きな動物保護団体が二つあります。
一つはSan Francisco SPCA(サンフランシスコ動物虐待防止協会)です。

その歴史は古く、1868年に創設されました。その頃の日本といえば幕末明治ですが、アメリカ人の動物愛護の意識の高さが伺えます。SPCAの主な目的は、飼い主のいない犬、猫、などの動物を保護して新しい家を見つけてあげることです。

二つ目の施設は、市立のSan Francisco Animal Care & Control ,通称アニマルシェルターです。

こちらは、動物の保護、里親探しも同様にしていますが、動物の緊急を要する事態にも電話一本で救助に駆け付け、死骸を処理したり、負傷した動物の手当てをしたり、虐待されている動物を保護し、人間を教育したりと、動物警察のような公的機関です。

どちらも安値な手数料でマイクロチップを装着した動物の里親になることができます。

特に、SPCAは、富裕層からの寄付が多く、建物も巨大で豪華。テレビやソファーの付きの個室に犬や猫が生活していて、驚きます。

なんでも、富裕層の高齢者が身内に財産相続をせず、SPCAの動物達に全額寄付というケースがあると聞きました。

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犬猫を日本に連れて帰る

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万が一、現地の動物保護施設で一目惚れして里親となってしまった場合、日本に一緒に帰国するには検疫が必要となります。

日本においては狂犬病が撲滅し、今は存在しませんが、ハワイを除き、サンフランシスコ市を含むアメリカ本土ではあり得るので、約一年間に渡る検疫準備をしなくては連れて帰ることができません。


サンフランシスコ、オイスターポイントにあるUSDA。こちらで書類のサインがもらえます。

検疫の手順

若干の手間はかかりますが、手順としては、個体識別のためのマイクロチップ挿入。

狂犬病ワクチンの2回以上の接種後の抗体検査を行い、合格基準に達した上で、獣医のサインとサンフランシスコ市のアメリカ農務省USDA担当官のサインをもらって書類を作成して帰国というものです。


書類作成が鍵です。

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犬猫と一緒の空の旅

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事前に予約が必要ですが、大き過ぎない犬や猫は手荷物扱いで客室に持ち込み、一緒に空の旅を楽しむことが出来ます。

成田空港の検疫で10分程度の健康診察の後、そのまま家に連れて帰ることが可能です。


こちらが航空機客室持ち込み用キャリーです。

検疫裏技

海外勤務や旅行に犬、猫を連れて行きたい方は、日本にいる時から検疫準備を終えておくと、狂犬病ワクチン有効期限内は、検疫ほぼ無しでペットと行き来出来ます。

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